[2007年朝日杯]前有利の中山競馬場

2007年 12月 9日 20:14

毎年朝日杯の日はお天気が悪かったり、異常に寒かったりということが多いのですが、今年は日差しも暖かく、そして雲一つ無い青空の中山競馬場。芝ももうすぐ年末とは思えないほど青々してて、今年の有馬記念は良い馬場状態で迎えられそうな気がします。

元々中山競馬場は直線が短くて、しかも急坂があるために直線一気というのが難しい競馬場ですが、そんな良い馬場状態ということもあって、本当に先行有利。とにかく4コーナーで先頭にとりついていないと差しきるのは難しいという感じです。馬場要因に加えて季節的な要因もあって、馬によっては冬毛ボーボーだったりして、体重や体調の維持が難しかったりすることもあるのでしょう。堅い決着が多かった東京開催が終わり、中山・阪神になってから一気に荒れ始めています。

毎年朝日杯の日はJRAの翌年のカレンダーを貰って、「もうすぐ今年も終わりだなあ」としみじみ思うのです。有馬記念や東京大賞典の頃になるともう年末まっただ中というか、半分お屠蘇気分だったりするんですが、この時期にカレンダーを貰うと、「年末が近い」ことを気づかされる感じがします。今年(来年の)は浅田次郎氏の文に合わせて競馬の様々なシーンを切り取った綺麗なカレンダーでした。特に12月の写真は恐らく有馬記念か、それに近い時期の夕暮れの中山競馬場なんですが、私もこの時間帯の競馬場って印象深いですね。最終レースが終わると国旗が降ろされて、陽も落ちてきて「ああ今年も中央競馬は終わりだなあ」という感じ。紅白よりも私の中で蛍の光が似合うのはこの時間です。アングルは全然違うのですが、私も同じ時間帯の競馬場の写真を撮ったことがあります。また、「競馬場の朝」というのもわかるなあ。ダービーデーや、有馬記念の日は、夜が明ける前から競馬場前にいるのですが、誰もいない競馬場に朝日が差し込んでくるのが本当に綺麗なんですよね。ちなみに来年のダービーデーは6月1日、有馬記念はいつもより遅い12月28日です。

で、メインレースですが・・・。

何度も言いますが、本当に今の馬場は綺麗で先行有利なんですよね。まずそれが第一。そして、8頭の抽選を抜けてきた先行の馬が、1番枠を引いたということがもうひとつ。さらに、見事なスタートで、直後に既に1馬身抜けていたのが、その1番枠の馬だったということ。レースはすべて、その1番の馬ゴスホークケンのためにあるような感じでした。半マイル34.7。そのままほとんどペースは落ちず、4角回っても先頭。追ってきたのは直後を走っていたレッツゴーキリシマと、私期待のキャプテントゥーレだけ。しかも坂でどんどん後ろを引き離して、ゴールを抜けたときは後ろを2馬身以上ちぎってました。ものすごい強かったです。ゴスホークケンは買ってたのですが、レッツゴーキリシマは抜けてたしなあ。もう一頭の期待馬ドリームシグナルも頑張りましたが、結果的にもう少し前で競馬する必要がありましたね。

ゴスホークケンは新馬戦1着、東スポ杯4着で、今回が3戦目。来年も無事で、さらに成長した姿を見たいです。今年斎藤誠厩舎はサンツェッペリンもいたし、大活躍でしたね。そうそう、騎手もルメールとか武豊(いつも香港行ってるから、朝日杯に乗るの久しぶりですよね)とか、アンカツとか、馬も人気してた善臣先生とか、後藤とか、トップジョッキーが何人もいたのに、勝ったのが勝浦騎手で、2着幸騎手、3着が川田騎手というのがなんか面白かった朝日杯でした。これからももっとこういう若手に頑張ってもらいたいな。

さて、有馬記念まであと一週となる来週は、阪神カップ。妙に賞金の高いレースで、そのせいか現時点で登録66頭(マイネルとか、コスモとか、一体何頭出す気なんだ)。これじゃなんとも言えませんが、キンシャサノキセキが出てくるなら応援しようと思ってます。

[枠順]朝日杯フューチュリティステークス(JpnI)

2007年 12月 8日 20:05

第59回朝日杯フューチュリティステークス(JpnI)
2007年12月9日( 日) 中山 芝・外 1600m 
サラ系2歳 オープン (混合)牡・牝(指定) 馬齢

1枠  1番 ゴスホークケン   55 勝浦 正樹
1枠  2番 セレスハント    55 蛯名 正義
2枠  3番 レッツゴーキリシマ 55 幸  英明
2枠  4番 ドリームシグナル  55 ルメール
3枠  5番 ギンゲイ      55 北村 宏司
3枠  6番 ウイントリガー   55 四位 洋文
4枠  7番 キャプテントゥーレ 55 川田 将雅
4枠  8番 フォーチュンワード 54 松岡 正海
5枠  9番 スズジュピター   55 柴田 善臣
5枠 10番 エーシンフォワード 55 福永 祐一
6枠 11番 ヤマニンキングリー 55 武   豊
6枠 12番 ミリオンウェーブ  55 小牧  太
7枠 13番 スマートギャング  55 岩田 康成
7枠 14番 アポロドルチェ   55 後藤 浩輝
8枠 15番 ドリームガードナー 55 吉田 隼人
8枠 16番 サブジェクト    55 安藤 勝己

案の定というか、結構人気が割れてますね。前日最終が1番人気でも4倍超えてますし、10倍以下が5頭。相手関係もよく分からないし、それぞれの馬の特性もいまいち見えてないし、これといった逃げ馬がいないので、流れは比較的緩やかになるのではないかとみています。中山だし、ある程度前々で競馬できる馬、と考えたときにキャプテントゥーレは面白いかなあと。新馬から3戦連続で1800mを使っているのも好感を持てるし、前走はほとんど自分だけの競馬で勝ってしまいました。あとは川田騎手が思い切って前に行けるかですが・・・。重賞競走を中心に前走を再確認したところ、面白そうかなと思ったのがルメールに乗り替わるドリームシグナル。前走は稍重の馬場で内につっこみ、あわやという2着でした。もちろんアポロドルチェは調教も前走もすばらしかったので外せないです。妙に穴人気中のゴスホークケンも気になりますが、調教が豪快だったウイントリガーも一応おさえで。

ゴールデンスランバー / 伊坂幸太郎著

2007年 12月 6日 21:01

ゴールデンスランバー
ゴールデンスランバー
著者: 伊坂 幸太郎
出版者: 新潮社
発売日: 2007-11-29

青柳は、大学時代の友人、森田森吾から突然呼び出された。しばらくぶりに会ったのに、どうも森田の様子がおかしい。そう思っていたところに突然彼が言い出した。おまえは陥れられようとしている、首相殺しの犯人にさせられるぞ。だから逃げろと。

オズワルドにされそうになった、善良な市民青柳雅春の逃走劇。単に青柳がひたすら逃げてるのではなく、次々と視点が変わる手法は相変わらず健在です。今回このストーリーの中心となるのがマスコミ。テレビという箱を中心に、全く知らない人々が微妙に繋がっていくというのは、全体として流れるマスコミ批判を皮肉っているようにも思えます、なんてことはまるでないのかもしれないですが。

だからハラハラドキドキの逃走劇を期待している方は、やや期待はずれになってしまうかも。スピード感というより、その微妙で淡い繋がりを楽しむ物語の気がします。登場人物が誰も彼もややズレ加減なのも、伊坂節と言えるんじゃないかなあ。最近『砂漠』を読み返して、改めて思いました。この人が描く登場人物ってどこかズレ感があるんですよね。誰でもおすすめまではいかないですが、伊坂ファンにはおすすめです。

[2007年阪神JF]今年も牝馬が強いか

2007年 12月 2日 17:35

パドックで、明らかに他を威圧するような好馬体を見せていたトールポピー。これは走りそうだと思って、昨日言ってた馬への連の他に、単勝を500円買いました。今年は突出して強い馬というのがいない分、何頭か強い馬というのがいて案外単勝人気が割れていたんですよね。一番人気のオディールでも4倍を超えていました。

逃げると思っていたエイムアットビップが中段からの競馬になり、マイネブリッツが頭に立つかと思ったときにハナを奪って逃げたのはエイシンパンサー。前走ファンタジーSのとき、調教がものすごく良さそうに見えたので軸にした馬ですが、今回も同じようにまっすぐ、そして力強く坂路を駆け上がってくるのを見て「こいつは調教大将なのか」と思った彼女は、マイナス10キロ。ちょっと馬体が寂しく見えました。残念ながら今回は完全にラビット役。前半3Fが34.4の表示で、2歳牝馬にするとやや速かったかなあ。私の本命トールポピーはやや後方。前が速かったこともあって、直線に向いた時は全馬が横一線に並ぶような展開でした。最初抜け出したのがオディール、その外からエイムアットビップがすごい脚で抜けてきたのですが、さらにカメラから切れてしまうくらい外から差してきたのがトールポピーとレーヴダムールでした。直線の坂の辺りでちょっとモタモタしてたので、あーダメかなあと思ったのですが、阪神の外回りのマイルは直線がかなり長くなりましたからね。坂上がってからの加速はすごかったです。ただ、2着に新馬戦を勝ったばかりのレーヴダムールが来るとは思って無くて、馬連はヒモ抜け(笑)。彼女の新馬を見てたわけでもなかったので、まあこれは情報不足の負けですね。ファルブラヴ産駒は案外走るのかも。ダンスインザムードの初仔も父ファルブラヴらしいので、楽しみです。

というわけで、フサイチホウオーの全妹(というのは、昨日枠順を書いた後に知りました)、トールポピーが強い競馬で勝ちました。ただ、2着以下も人気のエイムアットビップ、オディールと来ているので、この辺りはやっぱり強いんじゃないかなあ。来年も楽しみですね。払い戻しはたいしたこと無かったけど、久々に狙った馬が狙ったようなレースをしてくれたので良かったです。というか、阪神JFは初めて当たりました。

今週はダイワメジャーとダイワスカーレットの妹、ブーケフレグランスが新馬戦に出走。ビリーヴの仔(牡馬)に負けちゃったけど、牝馬ながら528キロの馬体は、これもまた力強い感じでした。父はダンスインザダークで、距離長いほうがよさそう。最後の直線も、ものすごい追われて最後だけ鋭く伸びてきたので、ズブイタイプなのかもしれません。この子はもう少し先になってから強くなるタイプかなあ。そしてワールドスーパージョッキーシリーズの4レースはいずれもガチンコ勝負という感じの好レースで、どれも賭けていなかったけど見ていてとても面白かったです。外人ジョッキーは金かかると怖いですね。そして、中日新聞杯は、道中最後方だったサンライズマックスの直線入ってからの脚の回転に驚いたのでした。サンライズの冠名を持つ馬って、トップスピードが速い分、脚が弱い(壊れる)という印象があるんですが、無事で次のレースも頑張って欲しいです。

来週は朝日杯です。今年も牡馬はさらに小粒で、誰がいたっけ?という感じなんですが、これから前走のビデオとか見ながら狙う馬を考えます。

紅葉は12月

2007年 12月 2日 16:10

今日は朝から良い天気。おとといのNHKニュースで京都のとても綺麗な紅葉が映っていたので、そろそろこっちも見頃かなーと思って六義園に行ってきました。

うーん、やっぱり東京だけにもう少し?

元々京都で赤くなっているモミジとは違う種類のものが多いのでしょうね。「赤」にもいろいろあることがわかります。

六義園の一番の見所は、ちょうど中心の高いところにあるオオモミジです。その下に立っても空が赤くなったようにも感じますし、下に降りて上を見上げると、まるで木が燃えているようです。が、何しろ最高の見所なのでものすごい人です。

同じ赤でも、モミジではないこの木の赤は綺麗でした。

駅が近いのが染井門なので、私が帰ろうとしたお昼頃には、行列が出来ていました。が、ゆったりとモミジを楽しむなら、案外正門側のほうに行ってみるのもおすすめ。正門周りのモミジも綺麗ですよ。

あちこちに茶屋が出来ているのですが、染井門近くの「もみじ茶屋」の甘酒(200円)がおいしかったです。そして先にも書いたように昼頃には入り口の券売り場が行列になるくらいの人出なので、開門直後を狙うのが(特に写真を撮りたい人は)おすすめです。まだあと1週間くらいあってもいいかなーというところと、今が盛りのところと結構ばらつきが目立つので、ライトアップの最終日16日くらいまで楽しめるかもしれません。

去年もそうでしたが、このところ紅葉まっさかりって大体12月中旬なんですよね。なんか変な感じ。大学の銀杏も今が一番の見頃です。

[枠順]阪神ジュベナイルフィリーズ(JpnI)

2007年 12月 1日 23:49

第59回阪神ジュベナイルフィリーズ(JpnI)
2007年12月2日(日)  阪神11R 芝・外・1600m
サラ系2歳 オープン (混合)牝(指定) 馬齢

1枠 1番 ヴァリアントレディ 54 和田 竜二
1枠 2番 トラストパープル  54 田中 勝春
2枠 3番 レジネッタ     54 武   豊
2枠 4番 アロマキャンドル  54 藤田 伸二
3枠 5番 ニシノガーランド  54 プラード
3枠 6番 シャランジュ    54 村田 一誠
4枠 7番 マイネブリッツ   54 川田 将雅
4枠 8番 ハートオブクイーン 54 小野 次郎
5枠 9番 レーヴダムール   54 藤岡 佑介
5枠10番 エイムアットビップ 54 福永 祐一
6枠11番 オディール     54 安藤 勝己
6枠12番 グラーフ      54 北村 浩平
7枠13番 カレイジャスミン  54 北村 宏司
7枠14番 ラルケット     54 パスキエ
7枠15番 トールポピー    54 池添 謙一
8枠16番 ヤマカツオーキッド 54 ホワイト
8枠17番 エイシンパンサー  54 岩田 康成
8枠18番 エフティマイア   54 蛯名 正義

今年はインフルエンザの影響があったからか、長いところを1度使って、ここが2走目、3走目なんていう若い馬が案外少ないのと、逆にレースを選べなくてなのか、牝馬ながら牡馬とやりあってきた馬というのが多い気がするのですがどうでしょうね。

阪神JFはここ数年どちらかというと長い距離を使われてきた馬のほうが強いというイメージがあるのですが、今年はそれに当てはまる馬って案外少ないんですよね。明らかに長いところを使ってきたというのはトールポピーとカレイジャスミンくらい。前者は去年の阪神JFを、今思えば信じられないくらい人気薄で勝ったウオッカと同じ角居厩舎の馬。勝ちタイムも悪くないですし、直前の調教もよさそうでしたし、ここから狙おうかな。後者も案外人気薄なので、こちらも入れようと思います。

面白いと思うのが、いちょうSを勝ったアロマキャンドル。2着のスマイルジャックは東スポ杯を3着、3着のアポロドルチェは京王杯2歳Sを勝ちましたから、レベルも低くは無かったと思うのです。ファンタジーS組の取捨を迷ってるんですが、オディールは脚質的にもう少し距離が長くても大丈夫そうですし、鞍上のアンカツさんは単年GI勝利数の更新がかかってますからね。エイムアットビップは力強い逃げ馬で、舞台は先行有利な阪神マイル。去年のアストンマーチャンの例もありますから、こっちもおさえよう。

あとは2歳牝馬だけに当日の気配や馬体重も確認してからかな。

なぜ日本の新聞社は縦割りなのか

2007年 11月 30日 21:50

NIKKEI NET(日経ネット):主要ニュース−各分野の重要ニュースを掲載

日経、朝日、読売の記事を読み比べできるようになるとか書いてあるんですけど、なんかいまさらーって感じのニュース。これもうGoogle newsならできるじゃん、って思ったのですが・・・?

日本の新聞社ってすごく縦割りで、それぞれが全然違うデータベース作って売ってるんですよね。一方海外はLexisNexis Academicの例を見るまでもなく、データベースベンダーが、世界中の新聞データをストックして、一度に検索できるようにしてるんです。ヨーロッパ中の主要紙からアメリカの主要紙、もちろんアジアの主要紙まで、一度に検索できるんです。ちなみにDaily YomiuriやThe Japan Timesなんかも入ってたりするんですが・・・。

学生さんによく「新聞ってどうすれば検索できますか?」と聞かれます。データベースのアクセス方法を教えてあげて、「いわゆる五大紙なら最近のものは検索できます」って言うんですけど、良くある反応が、「これって全部いっぺんに検索できないんですか?」というもの。GoogleとかYahoo!とかって、その媒体がどこかなんて関係なく検索しますからね。Google世代(日本ならYahoo!世代と言ったほうが正しいのか?)の学生さんからすると、データベースのくせに、新聞紙ごとにそれぞれ検索しなければならない、しかも使い勝手がそれぞれ違うというのは理解できないのではないでしょうか。G-Searchという同時に複数紙が横断検索ができるプラットフォームもあるのですが、こちらは検索した後一覧表示に1件いくら、全文表示に1件いくら(しかも一覧5円、記事50円が標準、一覧表示30円、全文400円なんてものもある)という従量制で料金がかかるシロモノです。

新聞社はなんでも自社で管理するんじゃなくて、コンテンツをデータベースに売る方向で考えたほうが良いと思うんですよね。既に無料のものは各社gooやYahoo!に提供してますよね。紙媒体としての新聞はもちろん無くならないと思うのですが、それとネットで展開する新しい事業とは別に両立できないものじゃないはず。新聞データベースを作りたいという会社にそれぞれがそれぞれの膨大なデータを売り、毎年著作権料とか利用料とかをとれば良いんだと思うのですが、どうなんでしょうね。今みたいにそれぞれがデータベースを作っていたら、サーバーの維持費だって馬鹿にならないと思うんですが。

記事からは詳細はわかりませんが、一応3社でひとつのプラットフォームを考えようという感じなのでしょうか。そう考えると一歩は前進したのかな?